スープカレーを食す。しかもおごり。ああ、世界はまだまだ僕の見方だ。

学校の帰り、中古CD屋による。
PUTUMAYOのお茶とティーグラスを迷っていたら、
CD屋の親父がティーグラスを勧める。
ティーグラス購入。どうもチェコのバンドらしい。
一曲目を流しているところだけど結構よさそう。
チェコのトラディショナルとブルーグラス、フォークなんかが混ざっているらしい。


CD屋の親父が、こないだ三宅伸治友部正人が来たよと自慢。
ちょっとむかつく。
なんで俺を呼ばない。
三宅伸治は夏フェスの忌野清志郎のギターとして来たときに来たらしい。
その夏フェス行って来たよとちょっと親父に自慢。


今日はポスターのチェック、教授にあれこれいわれる。
まあ、仰る通りです。いそいそと、直すが今ひとつ乗らず。
だって学会は、再来週。まだまだ、全然先なのです。


やっぱり今日はこのニュース。

生命に役立つ機能、ゲノムの7割も…定説は2%
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050902i201.htm 読売新聞

 DNA(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造で知られる生物の全遺伝情報(ゲノム)について、その大部分に隠れた機能が備わっていることを理化学研究所などの国際研究チームが突き止めた。

 従来、生命活動に役立つ部分はゲノムの2%程度とされていたが、大幅に増え、約70%で機能を持つ可能性があるという。

 生物が遺伝情報を予想以上に複雑に使いこなしていることを示し、旧来の生命活動の考え方に修正を迫る成果だ。2日付の米科学誌サイエンスで発表する。

 ゲノム上には、体内の様々な生理機能の実行役である「たんぱく質」を作る遺伝子と、たんぱく質を作らない部分が混在する。研究チームは、DNAを高速・大量に処理する技術で、マウスやヒトのゲノムで今までにない大規模な解析を行い、ゲノム上の情報が実際に利用されている部分を調べた。

 設計図であるDNAの情報からたんぱく質が作られる過程では、DNAが仲介役のRNA(リボ核酸)にいったん写し取られる。解析の結果、ゲノムの70%以上でDNAがRNAを作り、大半が何らかの機能を果たしていると判明。DNAが作った全RNAのうち、53%(約2万3000個)は、たんぱく質を作らないこともわかった。

 このようなRNAは、自分自身で直接、決まった遺伝子やたんぱく質と結びつき、その働きを抑えるなどの役割を持つとみられ、研究チームは、単なる“伝令役”から、たんぱく質と並ぶ生命活動の“主役”に格上げできるとしている。

この辺の話はあんまり詳しくないのだけれど、
たまげた。

RNAiとかちょろちょろ言っているのは知っていたけれど、
ゲノムの70%が何らかの機能を持っているとは。。。
これはもう、この辺じゃぶじゃぶ予算つくんだろうなー。
一大フロンティですな。
いやーやればやるほど、わからんことが増えていくのがサイエンス。
ちょっと前まで、ゲノム中の遺伝子の解析が終われば、生命のことは
何だってわかるみたいな事言ってたくせに。
そして、そんな分けないのも知ってたくせに。
みんないい加減だなー。


知識とは島のようなもので、そしてわからないこと、というのは、
その島と海との境界部分。
知識という島がふくらめばふくらむほど、その境界線は増してゆくと。
どこかで、読んだ気がするんだけど、何だったけ。。


さて、我々は何をどこまで知ることが出来るのでしょうか?
この知識の島はどこまで広がってゆくんだろう?
そして、僕は少しでも領地獲得に貢献できるだろうか?


たまんなく、むなしくて、ばかばかしい、
そんな世界だけど、せっかくなんで、楽しんで行きましょう。

今日はここまで。