女の子

「女だけは、もううざりするなァ」
と金子は吐き捨てるように言った。
「あれはお化けやでェ」
「どうして」
と夏子がが問い返すと、金子は真顔で続けた。
「どいつもこいつも、みんな賢そうでアホなんやなァ、何でこんなことが判らんのかと思うようなことが判りよらへん。うちの姉妹、みんなそれぞれひとつずつ、けったいなアホな部分を持ってるなァ。お袋までがそうなんや。そら見事なくらいやでェ。」



青が散る, 宮本輝, 文春文庫, 1985, p16-17

何だか今日は、女の人をたくさん見た。
きれいな人もそうでない人も、若い人も年取った人も。
普段は工学研究科の大学院なので、圧倒的に男臭い世界でいきています。
何だか、ほんとお化けみたい。


でも、アホかどうか知らない。僕がアホなのかもしれない。
何だか、大好きなんです、女の人。
僕は大好きなんだけれどなかなかうまくいかないもので。。。
うーんこの年になってもカツオ君目線で生きている。
やっぱり男の子よりも優しくしてしまう。40%増しくらい。
何なんだろうね。一体?


心地良いのです、男より。
なんか、やらかそうだし。
ゆるしてくれそうだし。居心地がいいです。
女の人達の中の方が。


たしか、誰かが、こんなこといってた、ような気がする。


「あなたにとって、そこが居心地がいいと言うことは、本当にその場所があなたの居場所ではないからだ」


友部正人だったけ?かなりあやふやです。


中学でてから、ずうっと男、男の世界で生きてきて、
やっぱりぼくの居場所はそっちなのかも知らん?