自転車


自転車が壊れた。
僕の両手首も痛い。
なんだか、横っ腹から自転車につっこまれる。


あは、前輪がいつかみた、ルパンの自動車みたいにくにゃくにゃになる。
それはそれでおもしろかったんだけど、
僕につっこんできた人結局謝らなかった。
べつに修理代出せとか、病因代払えとかいうつもりもないし、
いわなかったんだけど、寂しい人だなと思う。


人を転倒させて、自転車つぶして謝らない人はとてもかわいそうだ。
なんか変な常識がはびこっている。そんな気がする。


つぶれた自転車を、ひいこら近くの大きめな自転車へ持っていくも、
スペシャライズドは扱っていないとのこと。
丁寧に応対してくれるが、くにゃくにゃになったホイルのめどたたず。
自転車屋のおっちゃんにきくとこの辺で、
スペシャライズドやってる店はあんまりないらしい。
もう、3年たったしね。


フォークもちょっと怪しいので、新車買った方が早い?
でももうすぐ雪だし、それなら春まで歩くか?



いや実は、そんなつまんないことは本当はどうでもよいのです。
今日はミス○○と少し話しました。きれいだった。
いやミス○○だからきれいんじゃなくて、きれいからミス○○なんですね。
気さくな感じでした。今日はそれだけで、いい日だった。

ゴッホは美しい。
しかしきれいではない。
ピカソは美しい。
しかし、けっして、きれいではない。


岡本太郎, 壁を破る言葉, (2005), p122

彼女は美い人か知らん?


最近、そういう身体的な特徴というか何というか、
においとか、立ち姿とか、顔のかたちとか、仕草とか
そうゆうの大切な気がしてきた。
和義もいっている。


君の顔が好きだ   作詞/作曲 斉藤和義

=前略=

君の顔が好きだ、君の髪が好きだ、性格なんてものは僕の頭で、勝手に作り上げりゃあいい
君の肩が好きだ、君の指が好きだ、形あるものを僕は信じる

=後略=


そうなんです、脳の中身はどうにでも変わる自在です。自分にしろ、あなたにしろ。