サヨナラから始まることもあるんだよ

19時頃学校を出て、映画。サヨナラCOLOR

http://www.zaziefilms.com/sayonara-color/index.html

映画を見に行くのはひさしぶり、何年単位でいっていない。
サヨナラCOLOR竹中直人監督で、
音楽がハナレグミクラムボン、ナタリーワイズ 。
すなわち、永積崇と高野寛。おまけで忌野清志郎


映画館はミニシアターで隻数が50席くらいで30席くらい埋まってた。
大阪にいた頃は良く映画いったんだけどねー。
次の街が田舎過ぎてハリウッドの話題作でもやってこないという、
映画不毛の地だったため、映画を見に行く習慣がぷっつりと切れた。
今はシネコンとかできたみたいだけど。。。


で、サヨナラCOLOR良かった。非常に。
竹中直人の映画は好きだ。圧倒的な愛の質量。どこまでも許容。
この映画まともな人はほとんどでてこない。
みんないびつで、何か足りなくて、どこかアホで。
ほんでも、一生懸命生きてて。
この映画でストーリーを通してまともな人は、
内村光良が演じる竹中の後輩の医師だけ。彼がこの映画の正気をたもつ役だった。
そして、ストーリーはとてもベタ、展開には意外性のかけらもない。
でも、何だかほっこり、そして考えさせられる。


原田知代きれいだった。段田安則の可能性を見た。
竹中直人は狂気の優しさ。中島唱子はとっても可愛かった。


ひとつだけ気になったのは、
通りすがりの人とかにいろんなミュージシャンがちらっとでてて、
それが気になった。誰かでてるかもと思って、隅々気が抜けない。
ちょっと意地悪だなー。もうちょっと楽にみれたら良かったかも。
でも、それはそれで面白いし、何回も見るんだったら、その方が楽しみが増える?