何かいいことないかな?


日が昇ったと思ったら、すぐに真っ暗で、
なんだか一日がやたらと早く進んでいくそんな論文書きの日々。
そんな中今日はバスケット。


助教授が好きで大学の体育館とって研究室のみんなでバスケット。
なんだか、やたらとみんなでかい。
旧ソ連からやって来た、バイキングみたいな皆様。
東南アジアの某国からやって来た、元国防省勤務。
中国三千年の皆様と。
神の国日本人。


四カ国語麻雀ならぬ、四ヶ国籍バスケット。
言語数ならもうちょっと多い。
この集団には、
英語、ロシア語、マンダリン、広東語、リトアニア語、
日本語、ネパール語、そしてたぶんドイツ語が通じる。超マルチリンガル集団。


バスケットには関係ないけど。
僕はあんまりバスケットとかやったことがなくて、
へたっぴなんので、身体運用で1人遊び。
甲野先生がいってたような動きを試してみる。


きょうは、一歩目を蹴る動きをやめて、抜く動き。
蹴るより抜く方が早いんです。そして楽。
ほんとう、これは僕も柔道やってたときに抜く動きはよく使っていた。
でも集中力が切れると、すぐ蹴ってしまう。
ぬく動きはまだ身に付かず。


バスケやってる横でサークルの人達がよさこいを踊っていた。
なんかよさこいって好きじゃないんだよね。
何でだろうと、見ながら考えてみる。
よさこいって、阿波踊りと比べるとグルーブ感がたりない。
なんか、理性の基に踊ってるんだよ。
阿波踊りは、まさしく言葉の通り踊り狂う。


単調なリズムで、永遠と踊りつづける。
そして、単調なリズムであるが故観衆をもなにもかも飲み込む阿波踊り
サイケで、ブギーで、レゲーで、スカな中毒性の高い阿波踊り
それに比べて、よさこいは演技とか演舞に近いだろうな。
それはそれなりにすごいんだろうけど。


祭りとしては、カタルシスとして阿波踊りは格が違うような気がする。
ほんと、街中全てを飲み込むお祭りだからね、あれは。
うまいも下手も、たのしめる、とにかくリズムに乗ればいい、
ハードルの低さもポピュリズムとして、祭りとして重要だ。


競技化してしまうとなんだか、ほんとつまらない。
自分の祭りと他人の祭りがくっきりと分かれてしまう。
祭りとしてはやっぱ阿波踊りはすごいんです。


季節はずれのお話でした。