テロ

 アレキサンダー大王が海賊をとらえて訪ねた、「なぜ海の安寧を乱すのか」。海賊は答えた、「あなたこそなぜ世界の安寧を乱すのか。私は小さな船一艘でやるだけだから盗賊と呼ばれるが、あなたは大規模な海軍を使ってやり、帝王と呼ばれる」。

=中略=

 われわれはこうした慣行から抜け出して、「テロリズム」という用語は、(通常は政治的、宗教的な目的などを持って)脅迫あるいは強要するために暴力を用いることを指すものとする。それが帝王のテロリズムであると、盗賊のテロリズムであるとにかかわらず。
 しかし盗賊の金言は、近年展開されるようになった「国際テロリズム」の概念を説明するには不十分だ。テロ行為が公式にそう認められるのは、それがわれわれの側でなく、「やつらの側」によって行われた場合のみであるという、二つ目の特徴を付け加えなくてはならない。


テロの帝国アメリカ 海賊と帝王, ノーム・チョムスキー, 明石書店, 2003, p5-6


この世に誰も好きこのんで生まれた人なんていなくて、
気づいたらいたんだ。僕が。
そして、ほとんどの文化、宗教では、
まるで生きることが義務であるかのように教え込まれる。


少なくとも、そうしなかった文化や宗教は滅んできたということだろうか?


人は生きなきゃならんのですよ、死ぬまでは。明日死のうと、2秒後死のうと。
どうせ生きるなら、よく生きて、全部使い尽くしてね。


彼らはどんな思いだったんだろう?
最高に充実した一生だったかもしれない。
そんな気もする。だとしたら、一体誰にこれを止める事が出来るんだ?

そんな権利は誰にもないよ。どんなえらやつでも、彼らを止めることは出来ない。
もし、それをやれる人がいるとしたら彼らの母親や子供、妻や恋人。
それらの人々が安寧であれば、そんな世界だったら。彼らがはじける必要なんてなかった。


さて、僕は何か出来るだろうか?


とりあえず、ホワイトバンドは買いません。
貧しいことと、幸福は全く関係のないことです。
貧しい幸福もあれば、豊かな不幸もあります。


字が読めなくたって、飯が思うように食べられなくってたって、
素晴らしく生きていいる人は、たくさんいます。毎日、笑って洗濯してます。


とても知的で、世界中のごちそうを食べ尽くした、
くだらない人も、たくさんいます。つまらなそうな顔して、高価な料理を食べています。


問題は、そんなことではないのです。
本当にくだらない。それは、本当に貧しい考えですよ。