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ひたすら論文書き。実験してー。
しかし、先生にもう一本書けと念を押される。
そりゃごもっともです。
石原さんの結婚式でのベルクソンの言葉としてどうのこうのというやつ、
『スポーツ報知』などは「結婚は賭けだ」と大きな見出しを打ったほどその内容は野放図。フランスの哲学者ベルクソンの言葉として<「信仰と結婚は本質的に似ている。その原理は一種の賭けだ」と書いています>と引用し、何万人の中から一人を選ぶ選択を賭けだと評して<素晴らしいお二人の「賭け」の配当に私たちだけでなく都民、国民が相伴させていただくことを心から期待し、祈念します>と結んでいる。うーん。芥川賞作家に三文コラムニストが疑義を呈するのは勇気がいるが(苦笑)このベルクソンの「賭け」は石原さんが言うような「バクチ」ではなく「全身全霊をあずける」という意味の「賭ける」ではないんでしょうか。だって信仰が「バクチ」だというのはイエスに賭けるかマホメットに賭けるかってそりゃちょっとヘンでしょう。
いや、偉い人たちがいってるので、ベルクソンなんて全然知らない
僕なんかがいうのものなんなんだけど、
ベルクソンが
「信仰と結婚は本質的に似ている。その原理は一種の賭けだ」
といったのは、パスカルの賭のことじゃないの?
http://homepage3.nifty.com/hidefuurai/pascal.html
いや、違うかも知らないけど。
誰と結婚するかじゃなくて、結婚するかどうかそのことが賭なんじゃないかしら?
何となくそう思った。