死ぬまで学ぶ

80歳女子大生、晴れて卒業

 満80歳の田中きみさんが22日までに、東京都品川区の自宅近くにある清泉女子大を晴れて卒業。夢だった日本文学を専攻し、「大学が楽しくて仕方ない」と4月からは文化史学科に編入する。

 田中さんは津田塾大卒業。数学が専門で、GHQで日本の復興状況について経済報告を作ったり、経済企画庁に務めたりした。しかし「戦時中で勉強らしい勉強ができなかった」として、好きな文学を学ぶため一念発起。14年に入学し、休まず講義に出てリポートを仕上げる勤勉な学生生活を送った。

 60歳近く年下の同級生たちから「きみちゃん」と呼ばれ、教員免許の取得を迷う学生には「資格は切り札になる」、恋愛相談には「車は密室だから気を付けて」などと助言。聖歌隊での合唱活動も続けた。「体力は落ちるが、人生経験を積んだからこそわかることもある。勇気を出して大学に入って本当に良かった」と目を輝かせている。

sankei web http://www.sankei.co.jp/news/060322/sha081.htm


なぜ人は学ぶんだろうねー。
80歳の方が、学ぶ。
この場合、やっぱり学んだ結果よりも、学ぶことが目的なんだろうな。
老人って、未来のために生きる必要がない存在で、
ちょっとすてきだな。


でも、どこまで学んだとしても、全ての知識が人間の脳に収まりきる分けもなく、
何を入力して、何を除くかという編集能力が非常に重要になるよね。
って、こういう考え方が世の中をつまらなくしているような気がした。
かといって、実際問題として、生産性の高い知と、低い知はある。
かといって、それらの知の間に優劣はない。
でも、どうせなら歩留まりのいい方を入力した方がよいのかな?
その、得た知を実社会に応用しようという考え自体が、ちょっと違う?


その辺、どうなんだろう?
バックグラウンド的に考えることは、科学と技術についてだけれども。
技術を学ぶ。科学を学ぶ。
学ぶ。学ぶ。学ぶ。
理解と使用。理解を学ぶ。使用を学ぶ。