小沢一郎という人。民主党の党首になりましたが、
誰よりも、自民党風味な人が民主党のトップに立った。
自民党の総裁小泉さんと、入れ替われば何となく座りが言いように思う。


二大政党が必要だという。アメリカナイズなのか?
アメリカみたいな国になりたいのかしらん?
政権交代が実現して、誰が得するんだろう?
誰が損するんだろう?
官僚?国民?政治家?それとも、アメリカ?中国?


なぜ、今、日本はほぼ政権交代のない国なんだろう?
その国が60年間戦争もせず、武器も売らず、世界第2位の経済大国になったのはなぜだ?
格差が広がったことが問題になるほど、格差のない国を作ったのは誰だ?


民主主義という極めて効率の悪い決定手法を用い、
ただでさえ柔軟性、即応性に欠ける民主主義政治に政権交代という作戦は、
どんなプロフィットがあるんだろうか?
政治がクリーンになる?官僚との癒着を断ち切れる?


政治に重要なのはクリーンであることでも、官僚と癒着しないことでもない。
生まれくるものを花束で歓迎し、去りゆくものにゆりかごを用意し、
全ての国民の機会を最大化する。
そのために、政権交代が必要ならば、やればよろしい。
一党が政権を担う方が良いのならば、そうすればよい。


少なくとも、良くも悪くも、自民党は平和な日本を築いた、
大きなファクターである、と思う。
いま、これを取り替えるほど、状況は煮詰まっているんだろうか?
今のところ、こんな感じいいような気もするんだけれども。。。


本日千葉の補選で当選した、民主党の党員は「新しい政治」が必要だという。
そんなものはいらない。
新しいと言うことは、いいことばかりではない。
それは、未熟であるということと、同義である。
古くてもいいものであればいい。


その分野での評論家は政権交代を望むだろう。
少なくとも、それが議題にあがることを望む。
そのような、不安定な状況である方が、
彼らの権益や発言力が増大する。
もし全く、政治の世界にそのような波風が全く立たないのであれば、
彼らの話を誰も聞いてみたいと思いもしないからだ。
そして、彼らは元来おしゃべりな人たちである。
どんな良心的な評論家でも、その方向にバイアスがかかっている。


まあ、メモです。結論はなしよ。