5年


5年前の9月9日、反タリバーン連合総司令部ホジャガァルディンで、
司令官マスードが暗殺された。
その3日後ニューヨークで世界貿易センターペンタゴンへ飛行機が突っ込んだ。
間違いなく、あの9月、大きく世界の行き先は軌道の修正を余儀なくされた。


マスードの暗殺がなければ、
9.11以降のアメリカのアフガンへの侵攻も変わったかたちになっていただろう。



そんな今日、amazonから小那覇舞天


「沖縄漫談ブーテン笑いの世界 Vol.1」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005IWMO/ref=sr_11_1/503-6373699-2431962?ie=UTF8


が届いた。
舞天は戦後沖縄の大衆芸の復興に貢献した。沖縄の伝説的な芸人である。
彼は歯医者でもありいわゆるインテリでもあった。
普段の彼は、歯医者として静かに治療をこなしていたという。


彼の伝説的なエピソードとして、戦争で家族を失い、消沈していた家々を回り、
「命ぬ御祝事さびら(ぬちのぐすーじさびら)」と押しかけ、
こんな時だからこそ、無くした命を悲しむのではなく、
生き残った命の御祝いをしなければならないと、三新をうちならし、
先々で爆笑の渦を巻き起こしていった。


あのとき、ニューヨークに舞天がいればなぁ。。。。